プロデューサーとディレクターはどう違うの?

プロデューサーとディレクターはどう違うの?

  • 2020-04-24
  • 2020-08-02
  • 仕事

なんとなく言葉としては意味が知っているけど、

実は何をやっているかよくわからないことってのはよくありますよね。

その例の一つがプロデューサーとディレクターだと思います。

どちらもテレビ番組を作っていて、業界用語を使い、
セーターを肩にかけているイメージがあるかもしれません。

ただ、このプロデューサーとディレクター、一体何がどう違うのでしょうか?

どちらもなんとなくは知っているけど、
しっかり違いまで説明できる人は案外少ないと思います。

ここでは、そんな知っているようで意外と知らない、
プロデューサーとディレクターの違いについて解説をしていきたいと思います。

こちらも読まれています↓↓
パートナー弁護士とは?ドラマSuitsスーツで出てくるけど?

プロデューサーとは

 

 

プロデューサーとディレクターはどう違うの?

プロデューサーというとたくさんありますが、

ここではテレビ番組のプロデューサーに限って説明をしていきたいと思います。

プロデューサーの語源は「produce」という英語になります。

意味としては産出する、生産する、制作するといった意味の動詞になります。

この「produce」に人物となる「er」を足してのが「producer」です。

プロデューサーの主な仕事内容としては、テレビ番組でしたら、
予算の管理や出演者のキャスティングや交渉、そして制作スタッフの編成など、
テレビ番組を作る上に必要な隊列を組むのがプロデューサーの仕事です。

またその他の仕事としても、テレビ番組の企画を挙げるのも
プロデューサーの仕事です。

この企画がプロデューサーの腕の見せ所でもあり、
面白い企画を生み出して、それがヒットをすると、
プロデューサーとしてもどんどん評価をされるようになります。

そして、それに伴い、番組においての責任を追うのもプロデューサーになります。

やはりプロデューサーという名前の通り、生産するという意味では、
作り上げたテレビ番組は自分の子供のようなものです。

そこで出た責任というのは、親であるプロデューサーがしっかり受け止めなければいけません。

またプロデューサーはテレビ番組を作る際にはスタッフも決めるので、
よくテレビドラマなどでは「あの○○をスタッフが再集結!」などどいった謳い文句で、
他のドラマを作り上げたりすることがありますよね。

このようにテレビ番組は1人で作ることができない以上、
チームを組むことになります。

そして、そのチームを組む上でそのチームを編成るするのも、
プロデューサーの大事な仕事になります。

ディレクターとは

プロデューサーとディレクターはどう違うの?

 

続いてディレクターの仕事です。

ディレクターの主な仕事としては演出になります。

ディレクターは制作現場に立ち入って、テレビの企画を把握して、
その場に応じて指示を出すことによって面白い映像を収めていきます。

そのため、事前にテレビの企画を把握し、その他収録スケジュールや、
進行なども細かく把握し指示を出さなければいけません。

特に、ディレクターの腕が試されるのは生放送の現場です。

生放送は、時間が確実に決まっていて、その中で進行や面白い絵を取らないために、
ディレクターは常に神経を配る必要があります。

そして、ディレクターのもう一つの大事な仕事は編集になります。

収録のテレビ番組の場合、放送の枠に抑えるために、
ディレクターは収録した番組をカットしていく必要があります。

しかし、その番組をカットする際には当然ながら番組の全容を
把握していなければいけませんね。

です音で、番組を把握しているディレクターがそこから面白い箇所を抽出して、
また編集技術を駆使して、面白いテレビ番組を作っていくことになります。

そして現場でも集めららたスタッフに指示を出したり、
時にはプロデューサーに希望を伝えたりする、調整役も
ディレクターは行う必要があります。

プロデューサーとディレクターはどう違うの?

プロデューサーとディレクターはどう違うの?

ではこのように説明をしたプロデューサーとディレクターは何が違うのでしょうか?

一番の大きな違いとしては現場にいるかいないかです・

上記のようにプロデューサーは予算や枠の中で、企画を考え、
スタッフの割り振りなど番組のチームを作り上げていきます。

ですので、番組を作る上では現場というよりは裏方の役割になります。

そしてディレクターの場合は現場に出て、プロデューサーの企画や、
決められた枠組みの中で面白い番組をその場で指示をして番組を実際に作り上げていきます。

人気テレビ番組の「水曜どうでしょう」という番組はご存知でしょうか?

タレントの大泉洋さんがブレイクするきっかけになった番組ですが、
あの番組には名物ディレクターの「藤村D(ディレクター)」がいますね。

水曜どうでしょうでは藤村Dは実際に現場に出てその場で指示や
番組の編集をしているのがわかります。

藤村Dは番組のナレーションまで行なっていますしね。

まさにあのような現場で指示をする(藤村Dの場合は出過ぎですが笑)のが
ディレクターの仕事になります。

プロデューサーとディレクターはどう違うの?のまとめ

プロデューサーとディレクターの仕事の違いはおわかりいただけたでしょうか?

どちらもテレビ作りにおいては大切な仕事であり、
まさに業界人の仕事になります。

ぜひテレビ業界に興味がある人などはこの二つの違いは
覚えておいてくださいね!

こちらも読まれています↓↓
パートナー弁護士とは?ドラマSuitsスーツで出てくるけど?