医療事務の仕事に興味があるという人は多いでしょう。
ただ一言で医療事務と言っても様々です。
医療事務で楽な科とかあるのでしょうか?
ここではそんな医療事務と科について解説していきます!
医療事務で楽な科とかある?
医療事務の仕事はその名の通り医療機関での事務になります。
その仕事は多岐に渡り、専門性も高くやりがいのある仕事となっています。
そんな医療事務ですが、楽な科とかはあるのでしょうか?
結論から言えば、あります。
医療事務の仕事はやはり科によっても異なります。
医療事務で楽な科としては以下が挙げられます。
皮膚科
医療事務で楽な科として挙げられるのが皮膚科です。
その理由としては以下が挙げられます。
急患が少ない
皮膚科では急患が少なくなっています。
そのため診察は予約通りに進むことが多く、イレギュラーの出来事も少なくなっています。
医療事務としても緊急の仕事が入らないため対応がしやすく、仕事の見通しが立てやすくなっています。
自立している人が多い
医療事務は場合によっては介助の手伝いをすることもあります。
体の不自由な人に対して対応をするのは医療機関の職員としては当然です。
ただそれによって時間が取られてしまうのも事実です。
皮膚科の場合、患者は自立している人が多いです。
そのため介助をすることも少なく、業務に集中しやすくなっています。
検査項目が少ない
皮膚科は比較的検査項目が少なくなっています。
そのため会計などの事務処理もルーチン化しやすく覚えやすいです。
眼科
眼科も比較的、医療事務の仕事としては楽になります。
その理由としては皮膚科と同様です。
美容整形外科
美容整形外科の事務も当然医療事務に含まれます。
美容整形外科の場合、少し意味合いが変わってきますが、以下の点で他の科に比べて楽になっています。
急患が全くない
美容整形外科の場合、急患が運ばれてくることはありません。
少ないのではなく全くないため仕事はしやすくなっています。
また美容整形外科は飛び込みでの処置は対応していません。
予約のみになりますし、休みも取りやすくなっています。
健康な方の対応のみ
また美容整形外科の場合には基本的には対応は健康な方のみとなっています。
介助をする必要もなく、意思疎通もしやすいのでそこで苦労をすることはありません。
ただ美容整形外科の場合には一般的な保険診療ではなく自由診療になります。
いわば来院される方は患者ではなく、お客様になります。
そして美容整形は高額なこともあり、医療事務としても対応には相応のスキルが必要になります。
医療事務というよりはホテルのコンシェルジュのような対応が求められるので、それはそれで大変ということもあります。
このように医療事務で楽な科はいくつかあります。
もし医療事務として働きたいと思った場合、参考にしてみてくださいね。
医療事務で大変な科は?
反対に医療事務で大変な科ももちろんあります。
続いて医療事務で大変な科を紹介していきます。
整形外科
大変な科としてまず挙げられるのが整形外科です。
整形外科はクリニックも多く、医療事務の求人も多いです。
そのため間口が広いですが、その分業務も大変ということが多いです。
患者が多い
その理由としてまず挙げられるのが患者の数がやはり多いです。
特に高齢者になると毎週のように整形外科に通っている人も多く、常に患者がいっぱいということもよくあります。
予約外も多く急患対応もすることがあるので、なかなか仕事の見通しを立てるのが難しく、休む暇もないということもあります。
体が不自由な人が多い
また整形外科ということで体が不自由な人も多いです。
動きがゆっくりだったら車椅子の患者も多く、医療事務が介助に回ることもあります。
会計の際にも相手に合わせた対応が必要になります。
それらは思いやりを持って対応しないといけないですし、それは当然なのですが、それでもやはり混雑の原因になり仕事も遅れてしまいます。
小児科
小児科もやはり医療事務の中では大変な科になります。
その理由としては以下が挙げられます。
子供の対応をしなくてはいけない
小児科ということ子供の対応が必要になります。
子供の対応は好きと思うかもしれませんが、やはり医療事務で仕事となると大変になります。
予想していないことが起こることもあり、その対応に追われて業務が進まないということもあります。
急患対応が多い
小児科では急患の対応が多くなっています。
クリニックでも持ち回りで夜間や休日の対応をしていることも多く、その場合には医療事務も対応をする必要があります。
大人は我慢できても子供のことになると、心配で救急を利用しようと思うのが親というものです。
緊急時には大きな病院の搬送手続きをする必要もあり、医療事務の対応も多くなります。
医療事務で楽な科とかある?のまとめ
医療事務で楽な科はあります。
皮膚科や眼科、そして美容整形外科が該当します。
ただ美容整形外科の場合には、普通の医療事務以上に接客スキルが必要になります。
反対に医療事務で大変な科としては整形外科や小児科が挙げられます。
医療事務として仕事をするのに科も重要な要素です。
これらのことを理解して、医療事務の仕事を考えてみてくださいね。