医療事務の仕事に憧れているという人は多いでしょう。
医療事務はやりがいもあり人気の仕事となっています。
ただ働く上ではそれ以外にもお金は大事になります。
医療事務はボーナスはなしなのでしょうか?
またある場合にはいくらなのでしょうか?
ここでは医療事務のボーナスについて解説していきます!
医療事務はボーナスなし?いくら?

働く上で給料というのは大事です。
いくら好きな仕事でもやはり給料が安いと生活ができなく、仕事のやる気も起きません。
特にボーナスの有無というのは年収に直結するので大事です。
実際、医療事務はボーナスはあるのでしょうか?
結論から言えば、こちらは職場によります。
詳しく解説していきます。
医療事務のボーナス事情

医療事務に限らず職員にボーナスがあるかは結局、職場によります。
これは医療機関に限らずどの職場でも言えることですよね。
そして医療機関の場合、ボーナスとしては一般的には2ヶ月から4ヶ月ほどが多いです。
これらの振れ幅は職場によりますので、気になるようでしたら入職時などで聞いてみるようにしましょう。
ただ、職場によるとあるように、職場によってはボーナスはなしということもあります。
その場合には単純にボーナスがなくて給料が低いか、それとも年俸制になっていたりなどの場合があります。
これらは全て院長などの裁量で決まるので、医療機関にはルールがありません。
医療事務の給料について

ボーナスに限らず医療事務の給料事情についても気になりますよね。
まず結論から言えば、医療事務の給料は決して高くはありません。
医療事務の年収は平均300万から350万円ほどであり、日本人の平均年収は440万円ほどですからそれよりは下回ります。
新卒で医療事務に入ると、当然給料はそれよりも下回るので手取りで言いますと15万円ほどになることもあります。
医療事務の給料ですが、高くない理由としては以下のことが挙げられます。
パートや非常勤が多いから
医療事務と一言で言っても様々な職種がありますが、一般的なのは受付会計です。
これらは医療事務として会計全般を行なっている大切な仕事です。
そしてそれらの仕事はやはり女性の方が多くなっており、パートや非常勤で勤めている方も多いです。
その結果、正社員に比べて給料が安かったり、ボーナスが抑えられているということがあります。
診療報酬は決まっているから
保険診療は全て診療報酬が決まっており、自由に価格を決めることができません。
なので言ってしまえば医療機関は収益を追求することはできません。
過度な医療を防ぐためにこれらはしょうがないとも言えるのですが、収益が上がらないと職員の給料に還元されないのも当然です。
その結果、医療事務の給料は上がりにくくなっています。
資格が必要じゃないから
医療事務は働く上で資格などが必要ありません。
働く上で条件もないので、学歴や年齢に関係なく仕事をすることはできます。
また医療事務は人気の仕事ですので、求人に対して応募も多いです。
その結果、給料としては低い傾向になってしまいます。
このように医療事務の給料はいくつかの理由によりあまり高くなくなっています。
医療事務で給料を上げる方法を紹介!

ただ医療事務で給料を上げる方法がないわけではありません。
続いて医療事務で給料を上げる方法についても紹介していきます。
転職をする
医療事務で給料を上げる場合、転職するのが一番早かったりします。
医療事務としてある程度経験がある場合には、他の職場でも十分に戦力になります。
なのでタイミングさえ合えば、転職をしても良いでしょう。
その際に自分の能力をアピールできれば、給料を上げることができます。
夜勤をする
夜勤をすることで給料にブーストをかけることはできます。
医療事務で夜勤があるかないかは職場によります。
大きい病院の場合には、医療事務で夜勤をすることはありますし、逆にクリニックなら夜勤はありません。
また夜勤は男性のみなどの体制にしていることも多いです。
なので夜勤をさせてもらっていない場合には上司と掛け合うなどしてみましょう。
また夜勤がある職場に転職するのも良いでしょう。
ただ夜勤は人によって合う合わないがはっきり分かれます。
確かに夜勤をすることで給料は上がりますが、それによって体を壊しては意味がないので注意をしてくださいね。
資格を取る
上記のように医療事務として働く際には資格は必要ありません。
ただ医療事務に関する民間資格はいくつかあり、それらを取ることで職場によってはインセンティブがつくこともあります。
また、資格を持っていた方が転職をする際にも有利になるでしょう。
医療事務の資格に関しては、通信講座などで取得ができます。
せっかくなので取得を目指してみるのも良いでしょう。
医療事務はボーナスなし?いくら?のまとめ
医療事務でボーナスがあるかは職場によります。
ボーナスがある場合には大体2ヶ月から4ヶ月ほどが多くなっておりますが、ない場合は年俸制になっていることもあります。
医療事務は決して給料は高くありません。
それらはいくつか理由があるのですが、それでも給料を上げる方法はあります。
これらのことを理解した上で医療事務を考えてみてくださいね。