医療事務の給料が安い理由について解説します

  • 2024-07-04
  • 2024-07-04
  • 仕事

医療事務の仕事に就きたいと考えている人は多いですよね。

ただ仕事の場合、内容と同じくらいに大切なのが給料です。

医療事務の給料ですが、決して高いわけではありません。

この理由はどうしてなのでしょうか?

ここでは医療事務の給料が安い理由について解説していきます!

医療事務の給料が安い理由について解説します

医療事務ですが給料が安いとよく言われます。

実際、医療事務の平均年収としては300万円から350万円ほどになっており、日本人の平均年収440万円と比べると少なくなっています。

しかし、どうして医療事務の給料は安いのでしょうか?

その理由としては以下が挙げられます。

パートや非常勤が多いから

医療事務と一言で言っても様々な職種があります。

ただまず思いつくのが受付会計職でしょう。

これらは医療事務として会計全般を行なっている大切な仕事です。

そしてそれらの仕事はやはり女性の方が多くなっています。

女性ということで、パートや非常勤で勤めている方も多いです。

その結果、正社員に比べて給料は安くなってしまいます。

診療報酬は決まっているから

保険診療は全て診療報酬が決まっています。

なので自由に価格を決めることができません。

これは法律によって定められているのですが、診療報酬を定めていることで過度な利益を求めた診療ができないようになっています。

それは仕方がないかもしれませんが、そうなると医療機関としてはどうしても収入が上げづらくなっています。

その結果、職員に給料が還元されず、医療事務の給料は上がりにくくなっています。

夜勤がないから

医療職で給料が高いのは、夜勤をするからということがあります。

基本給はそこまで高くなくても夜勤でモリモリ手当がついて給料が上がっているということはよくあります。

医療専門職の場合には夜勤が必要なので入ることが多いですが、医療事務の場合は、場合によります。

医療事務は夜勤に入らなかったり、男性だけということもあり、その結果全体としては医療事務の給料が上がりにくくなっています。

資格が必要じゃないから

医療事務は働く上で資格などが必要ありません。

働く上で条件などもないので、年齢や学歴に関係なく働くことができます。

そして医療事務は仕事上人気が高く、求人に対して応募も多くなっています。

そうなるとどうしても条件としては下がってしまい、給料も低くなっています。

このように医療事務はいくなどでつかの理由で、給料が低くなっています。

医療事務は仕事内容も多く、またコミュケーション能力も必要で、やりがいのある仕事となっています。

ただやりがいだけでは仕事は続きませんし、実際に給料などの条件も大切になります。

これらのことを総合的に考えた上で、医療事務という仕事を考えてみてくださいね。

医療事務で給料を上げる方法を紹介!

このように医療事務の給料は決して高くはありません。

そうなると、医療事務の仕事に興味があっても諦める必要があるかもしれません。

ただ医療事務で給料を上げる方法がないわけではありません。

続いて医療事務で給料を上げる方法について紹介していきます。

資格を取る

まずおすすめなのが資格を取ることです。

医療事務は上記のように働く上で資格は必要がありません。

ただいくつか民間資格はあります。

これらは働く上では必要ないかもしれませんが、民間資格を取ることで自分の能力の証明にはなります。

資格を取ることで職場によってはインセンティブが発生して、給料が上がることがあります。

また、資格で自分の能力をアピールすることで、より条件の良い職場に転職することも可能です。

資格については様々なものがありますし、テキストや通信講座も豊富にあります。

知識の定着にもなるので、興味あるものを積極的に取るようにしましょう。

夜勤をする

夜勤をすることで給料にブーストをかけることはできます。

なので夜勤をさせてもらっていない場合には上司と掛け合うなどしてみましょう。

また夜勤がある職場に転職するのも良いでしょう。

ただ夜勤は人によって合う合わないがはっきり分かれます。

確かに夜勤をすることで給料は上がりますが、それによって体を壊しては意味がないので注意をしてくださいね。

昇進をする

もちろんこれらをしなくても長く続けることで給料を上げることは可能です。

やはり医療事務は経験がものを言う仕事です。

なので長く勤めて知識をつければ、昇進をする可能性はあります。

医療事務として経験を積んだ後に総務や経理などの事務に移ることもあります。

その中で経験や資格を取るなど自分のスキルアップをしていけば、給料も上がっていくでしょう。

医療事務の給料が安い理由について解説しますのまとめ

医療事務の給料が安い理由はいくつかあります。

その中でもやはりパートや非常勤が多い、また診療報酬が決まっているなどが大きな要因となっています。

ただそんな医療事務でも給料を上げる方法はいくつかあります。

働く上でやりがいは大切ですが、同じくらい給料も大切です。

医療事務で働きたいと思った場合にはその業界の給料事情や、どうしたら給料が上がるかまで調べて、検討してくださいね。