医療事務の仕事に憧れているという人は多いですよね。
募集があると応募をしたくなりますが、その場合不安なのが未経験の場合です。
医療事務は未経験で入ると辛いのでしょうか?
ここでは医療事務の未経験について解説していきます!
医療事務は未経験で入ると辛い?
医療事務は医療機関での事務の仕事です。
一言で医療事務と言っても様々な仕事がありますが、どれも専門性が高い仕事となっています。
そうなると医療事務の仕事をしてみたいと思っても未経験だと不安ですよね。
実際、医療事務は未経験で入ると辛いのでしょうか?
結論から言えば、それは人によります。
詳しく解説していきます。
医療事務で未経験だとこんなことが大変!
医療事務に限らず仕事の最初は誰でも未経験になります。
なので最初は戸惑うのは当たり前です。
医療事務の場合、未経験の場合には以下のことで戸惑う、大変だと思うことが多いでしょう。
接客が多い
事務というと裏方というイメージがあるかもしれません。
なので対人が苦手だからこそ事務をしたいと思う人もいるでしょう。
しかし医療事務の場合、いくつか仕事はありますが対人の接客は大事な仕事です。
受付会計業務の場合には、医療機関に入って最初に出会う人となります。
病院の印象を決定する大切な役目なので笑顔での対応が必要です。
臨機応変は対応が求められる
医療事務は臨機応変な対応も求められます。
医療機関に訪れる方は当然ですが、体が弱っていたり、体が不自由な方が多いです。
そのような人に対してはマニュアルというよりは相手の立場に立った臨機応変な対応が求められます。
また急患もあることもあるので、その場合には最優先に事務手続きをする必要もあります。
他部署との関わりが多い
医療事務は他部署との関わりも多くなります。
事務内だけで完結することはほとんどなく、医師や看護師、他の病院など多くの部署や人と関わります。
なのでその際にうまくコミュニケーションを取れるようにすることが必要な他、マナーなども身につけなければなりません。
パソコンを使う
医療事務の場合、専用のレセコンと呼ばれるパソコンを使うことが多いです。
こちらは診療報酬の計算に使うパソコンである他、レセプト請求にも欠かすことができません。
レセプト請求とは保険者に対して正規の医療費を請求することを言います。
通常、私たちは医療費は3割負担となっていますが、医療機関は残りの医療費を保険者に請求できます。
これによって病院は利益を得ることができます。
医療機関の大きな収入の柱になるのでこれらの計算ではミスは許されません。
これらの仕事にはパソコンを使うことがほとんどですので、パソコンに触ったことがないと戸惑ってしまうかもしれません。
医療事務はこのように未経験で入ると大変なことが多くなっています。
医療事務は未経験だと避けた方がいい?
上記のように医療事務では未経験だと大変なことが多いです。
なので未経験だと避けた方がいいのでしょうか?
こちらはそんなことはありません。
結局はやはりその人次第になります。
医療事務は未経験でも以下のようなタイプでしたら全く問題はありません。
コミュニケーション能力がある
医療事務で最も求められるのは結局のところ、コミュニケーション能力です。
特に患者さんに対してのコミュニケーションや接遇に関しては非常に大事です。
医療事務の仕事をしてなくても、そのようなことが好きであったり、今まで接客業をしていたなどの経験があればそれらは評価されますし役に立ちます。
向上心がある
また向上心があることも条件になります。
未経験だと不安だと言っても、最初は誰でも未経験になります。
わからないことでもしっかり覚えていく、自分から学びにいくという姿勢があれば全く問題ありません。
そのような姿勢がある場合は、むしろ他の医療機関での経験がある人よりも覚えてくれるということで歓迎されることも多いです。
パソコンが少しは使える
上記のように医療事務はパソコンを使った業務が多いです。
なのでパソコンが使えるに越したことはありません。
こちらですが、パソコンが詳しく使いこなせる必要は全くありません。
最低限のタイピングやエクセルなどが軽く使えれば十分になります。
また全く経験がなくても、向上心があり、自分から学ぶ姿勢があれば大丈夫です。
このように医療事務は未経験でも結局はその人次第で仕事ができるかは変わっていきます。
医療事務は専門性が高いので、一度身につけると、その後に転職をしたいと思った場合でも役に立ちます。
また民間資格などもいくつかあるので、それらを取得して知識を定着させるのもおすすめです。
ぜひ未経験でも医療事務を目指してみてくださいね。
医療事務は未経験で入ると辛い?のまとめ
医療事務は未経験で入ると辛いかは人それぞれです。
医療事務は専門性が高いため、大変なことはいくつかあります。
ただそれでもコミュニケーション能力ややる気があれば問題はありません。
むしろそれらをアピールすれば経験者よりも評価されることはあります。
ぜひ自分の適性を考えた上で、医療事務を目指してみるようにしてくださいね。