医療事務で務めるのに大変な科とラクな科はある?

  • 2024-06-26
  • 2024-06-26
  • 仕事

医療事務の仕事に憧れている人は多いですよね。

また求人があってまさに応募をしようとしている人もいるでしょう。

ただ医療事務を務めるのに大変な科とラクな科はあるのでしょうか?

ここではそんな医療事務について解説していきます。

医療事務で務めるのに大変な科

まず医療事務ですが、務めるのに大変な科はあるのでしょうか?

結論から言えば、あります。

医療事務も立派な医療従事者の1人です。

そして業務も専門的なものが多く、また科によっても業務量の違いはどうしても出てしまいます。

医療事務で務めるのに大変な科と言われるのは以下の科となっています。

整形外科

医療事務として大変な科として挙げられるのが整形外科です。

整形外科は総合病院からクリニックまで、幅広く存在していますよね。

ただどれにしてもその業務は大変です。

その理由としてはこれらのことが挙げられます。

患者数が多い

やはりまず挙げられるのが単純に患者数が多いです。

代表的な疾患に腰痛などがあり、若い人から高齢の方まで悩む人は多いですよね。

それらの症状で定期的に通っている人も多く、医療事務は患者の対応に追われます。

急患対応の必要がある

また場合によっては事故などで急患が運ばれてくることもあります。

急患の対応は即座にしなくてはなりませんし、事務手続きも多いです。

その結果、時間に追われて休む暇もないということがあります。

体が不自由な人が多い

整形にかかっているということで体が不自由な人も多いです。

それは病院などで仕方がないことです。

ですが、その結果介助が必要だったり、会計などではどうしても時間がかかってしまいます。

医療事務の場合、そのような人に対して思いやりのある対応をすることも仕事です。

ただ丁寧な対応を心がけた結果、時間が押されてしまうということはどうしても出てしまいます。

このように整形外科はどうしても混雑するので、医療事務の仕事も多くなります。

小児科

同様に医療事務で大変な科として挙げられるのが小児科です。

その理由としては以下が挙げられます。

対象が子供

当然ですが、小児科ですので対象は子供となっています。

そうなると予想していないことはどうしても起こってしまいます。

医療事務としてそれらの対応をしなくてはならないので、業務は大変忙しくなります。

急患対応の必要がある

小児科も急患の対応をする必要があります。

特に小児科の場合、緊急性が高いことも多いです。

その場合の対応は急いでする必要があるので、医療事務の業務も多くなります。

また時に対応が必要なのは子供だけではありません。

突然のことでパニックになってしまったご両親の対応が必要なこともあります。

このように医療事務ですが務めるのに大変な科としては整形外科と小児科がよく挙げられます。

これらの科は大変ではありますが、その分やりがいや経験にもなりやすいです。

なのであえてこのような科を目指すのもありですよ。

医療事務で務めるのにラクな科

医療事務はどの科も大変です。

ただそれでも比較的楽な科はあります。

続いてそれらの科について紹介していきます。

眼科

まず医療事務で務めるのに楽な科として挙げられるのが眼科です

その理由としては以下が挙げられます。

急患が少ない

眼科の場合、急患が少なくなっています。

そもそも入院も少なく、緊急性が少ないため業務に余裕があるということが多いです。

ただそれでもそもそもの患者数が多いことはあるので、その場合には医療事務の業務も多くなります。

検査項目が少ない

眼科は検査項目が少ないとされています。

なので会計処理もその分楽で、未経験でも覚えやすいです。

皮膚科

皮膚科も同様に医療事務で務めるのに楽とされています。

その理由は眼科と同じですね。

美容整形外科

医療事務の中で楽ですが、テイストが違うのが美容整形外科です。

美容整形外科の場合、以下の点で務めるのが楽とされています。

急患が全くない

美容整形の場合、急患対応をしていません。

なので急患が少ないのではなく、全くありません。

そして基本は予約のみの対応になるので、業務に追われることは少ないです。

健康な人が来る

そして来る方もそもそも健康な方となっています。

なので体が不自由な方の対応をしなくて良いため業務がしやすいです。

このように医療事務として美容整形外科は楽だと言われています。

ですが、逆に人によっては美容整形外科は大変と感じることもあります。

美容整形外科は保険診療ではないので、全てお客様です。

なのでお客様として丁寧な対応が求められます。

またそれも高額なため、普通の接客以上に丁寧な接客をする必要があるでしょう。

また医療事務として働くよりはホテルのコンシェルジュに近いため、医療事務としてのスキルは身に付きにくいです。

これらのことを考えた上で、検討してみてくださいね。

医療事務で務めるのに大変な科とラクな科はある?のまとめ

医療事務で務めるのに大変な科とラクな科はあります。

やはり大変な科として挙げられるのが、整形外科や小児科です。

反対に楽な科として挙げられるのが、眼科や皮膚科、美容整形外科です。

医療事務として働く場合、どのような病院かを把握することも必要です。

これらのことを理解した上で、目指してみてくださいね。