医療事務でのオルカの使い方を解説します

  • 2024-06-20
  • 2024-06-20
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医療事務に憧れている人は多いですよね。

医療事務ではレセコンと呼ばれる端末を操作して処理を行うこと多いです。

そのレセコンで人気なのがオルカです。

このオルカ、使い方が気になるという人は多いでしょう。

ここでは医療事務のオルカについて解説していきます!

医療事務でのオルカの使い方を解説します

まずオルカとは日本医師会が提供している標準レセプトソフトです。

その詳しい使い方に関しては、YouTubeなどの動画で上げられており、正直これらを見た方が早いです。

動画でもありますし、オルカの導入が決まったらマニュアルや担当者も着くのでそこで指導を受けることができます。

やはり日本医師会が作っているということで、医療現場に準拠をした作りになっているのがオルカの特徴です。

人気が高いのもうなずけますね。

オルカの特徴も紹介!

オルカですが、その特徴も紹介していきます。

信頼性がある

オルカですが、その特徴としてやはり信頼性が挙げられます。

オルカは日本医師会が作っているということで、上記のように現場に準拠したシステムとなっています。

そのため現場の職員が使いやすいだけでな、医療現場の情勢に合わせて更新もされるため、信頼性の高いソフトとなっています。

診療報酬改定にもアップデートですぐに対応されるので、安心ですね。

ランニングコストが抑えられる

レセコンですが、いくら使いやすいと言ってもコストが高いと経営にも響きます。

しかし、オルカの場合には、ソフト自体は無償で公開されています。

なので導入自体は、使える端末があれば無料でできるということになります。

そして拡張性が高いのも特徴となっています。

ソフトの中にはシステムに合わせ拡張したい場合、その都度料金がかかることも多いです。

ただしオルカの場合、拡張ソフトも含めて無償で公開されているので、ランニングコストを抑えることができます。

このようにオルカは現場で使いやすいだけでなく、コスト面でも非常に優れたソフトです。

レセコンを検討している場合には、ぜひ候補に入れてみてくださいね。

オルカの導入手順を紹介

ただそうは言っても導入となるとオルカは簡単にはできません。

オルカ自体は無償であっても、医療機関ごとのシステムに合わせてカスタマイズをする必要がありますし、操作も慣れないと難しいでしょう。

つづいてオルカを導入手順について紹介していきます。

①導入メーカーを決める

まずオルカを使いたいと思った場合、メーカーを決める必要があります。

メーカーというよりは代理店と言った方が近いかもしれません。

オルカを扱えるメーカーはいくつもあり、それぞれでサポートは異なります。

オルカの導入にあたって、メーカーからヒアリングやプレゼンなどをしてもらって、どのメーカーに導入をしてもらうかを決めましょう。

②院内の状況を伝える

オルカの導入の際には院内の状況を伝える必要があります。

スタッフの人数、電子カルテの有無、現在の問題点などを伝えることで、メーカーはそれに合わせたオルカのカスタマイズをしてくれます。

ここでしっかりと状況を伝えることで、業務が一気に効率化することも可能になります。

③スケジュールを決める

メーカーやヒアリングが終わったらスケジュールを決めます。

このスケジュールも院内環境によって大きく異なります。

本格的な電子化をするにはLAN工事も必須になりますし、既に何かしらのレセコンや電子カルテが導入されている場合にはデータ移行をする必要があります。

なので期間としてはだいたい1カ月前後になることが多いです。

④納品

スケジュールが決まり工事が終わると無事に納品完了です。

⑤サポート

ただ納品が完了したからと言って終わりではありません。

いくら環境を整えたからと言ってもスタッフがそれらを使えなくては意味がありません。

レセコンを始め、医療システムが変わった場合には、メーカースタッフが数日間は立ち合いをしてくれて手取り足取り教えてくれます。

新しいシステムになると最初は混乱を極めます。

ただなんとか慣れてくると業務も一気に回るようになります。

新しいシステムですが、その後も保守やサポートも前もって相談しておきましょう。

特に病院は24時間営業ですので、サポートの対応時間は大切になります。

深夜帯にトラブルがあった場合、サポートが対応できないと緊急時に会計ができないなどトラブルが発生します。

このようなことから、むしろ導入時の費用よりもサポートが手厚いメーカーを選んだ方がおすすめです。

今は医療現場の様々なシステムがオンライン化をされています。

それらは便利な反面、導入や教育のコストはどうしてもかかってしまいます。

ですので信頼できるメーカーを見つけて、うまく現場が回るようにしてくださいね。

医療事務でのオルカの使い方を解説しますのまとめ

医療現場ではレセコンとしてオルカが使われることは多いです。

オルカは日本医師会が作っているので現場が使いやすいシステムです。

加えてソフト自体は無償なのでランニングコストを抑えることができます。

オルカを導入する際には信頼できるメーカーを見つけることが大切です。

オルカは使いこなすととても便利です。

ぜひこれらを検討したうえで、現場を回せるようにしてくださいね。