医療事務は45歳からでも始められる？

医療機関ということで事務のスキル以外にも求められることが多いですが、それが逆にやってみたいと思う人は多いでしょう。

ただ医療事務ですが45歳からでも始められるのでしょうか？

ここでは医療事務と年齢について解説していきます！

医療事務は45歳からでも始められる？

医療事務と一言で言っても様々な仕事があります。

ただやはり一般的なのは受付、会計スタッフであり、その仕事をやってみたいと思う人は多いでしょう。

結論から言えば、始められます。

ただ、その場合、やはり若い人に比べると不利になることはあります。

詳しく解説していきます。

医療事務になるのに年齢制限はありません。

なので、タイミングさえ合えば誰でもなることができます。

ですが医療事務は人気の職業であり、1つの募集に対して多くの人が集まります。

そうなると、他の人に比べて何か有利な点がないと採用されにくいのも事実です。

特に45歳という年齢になると新しいことを覚えるのも大変です。

ですので雇用側も若い人を雇うことが多いです。

医療事務で45歳から雇用されるには？

医療事務で45歳からでも始めたい場合、以下のことをアピールするのが良いでしょう。

資格を持っている

医療事務ですが上記のように年齢制限もないですし、特別な資格も要りません。

ただ医療事務にはいくつか民間資格があります。

例としては以下のものが挙げられます。

これらはそれぞれ医療事務系の団体で資格を発行しています。

資格はいらないと言ってもこれらの資格を持っていると自分の技能や技術をアピールすることはできます。

これらの資格は未経験でも取ることができますし、通信教育や独学でも十分に取得可能です。

取得期間としては3ヶ月から半年となっているので、医療事務を目指す際にはまず資格を取るのも良いでしょう。

接遇スキルをアピール

医療事務ですが、もちろん事務スキルも必要です。

接遇というのは医療機関に来る患者さんに対しての対応ですね。

医療機関に来る人は体が不自由だったり、弱っていたりします。

そのような人に対していち早く気付き、適切な対応をすることが何よりも大切になります。

ですので事務の経験がなくても、例えば接客業の経験がある場合、そちらをアピールするも良いでしょう。

医療事務ですが、45歳からでもタイミングとアピールができれば十分に雇用されます。

例えダメでもその時は縁がなかったということで、切り替えて他の医療事務を探せば大丈夫ですよ。

医療事務に向いている人

医療事務に向いている人としては以下の人が挙げられます。

コミュニケーション能力がある

また他の職種や医療従事者の方とも話をする必要があるので、その際に円滑なコミュニケーションを取る必要があります。

医療現場は医療従事者は当然ですが、医療事務も含めてチームワークが大切になります。

患者さんに対してはもちろん、他のスタッフにもコミュニケーションを取ることで、円滑に仕事が回るようになります。

基礎的なパソコンが使える

ただパソコンに関しては本格的に使える必要はありません。

医療事務ではレセコンと呼ばれる、レセプト請求をするためのパソコンやソフトを使うことがほとんどです。

レセプト請求は保険者に対して正規の医療費を請求することです。

私たちは通常医療費は3割負担となっています。

ですが医療機関は保険証を発行している保険者に正規の医療費を請求することができます。

このレセプト請求は医療機関の収益を支える大切な作業です。

間違いを起こさないようにするためにレセコンには正確に内容を入れる必要があります。

その際のタイピングだったり、最低限のパソコンスキルがあれば大丈夫です。

几帳面

病院ではデータを多く扱います。

患者についてのデータや上記のレセプトについてなどそれらのデータは不備があってはなりません。

量も多いので、正確に、そして早くデータを整理する必要があります。

このように医療事務には向き不向きがあります。

これらのことを理解した上で医療事務を目指してみるようにしてくださいね。

医療事務は45歳からでも始められる？のまとめ

医療事務は45歳からでも始めることができます。

ただどうしても若い人に比べたら不利になるので、資格を取ったり、コミュニケーション能力をアピールできると良いでしょう。

また医療事務には向き不向きがあります。

コミュニケーション能力やパソコンスキル、几帳面などそれらの能力がある人は向いています。

ぜひこれらのことを理解して医療事務を考えてみてくださいね。