医療事務の仕事に憧れている人って多いですよね。
ただ、医療事務について調べると人手不足だと聞いたけどそれは本当なのでしょうか?
人手不足の場合、その理由について気になりますよね。
ここではそんな医療事務の人手不足について解説していきます!
医療事務は人手不足だと聞いたけど本当?

医療事務は私たちの身近な職業ですよね。
病院に行けば最初に対応する人物であり、仕事のイメージもつきやすいと思います。
ただそんな医療事務ですが人手不足というのは本当でしょうか?
結論から言えば、場所によります。
まず医療事務は人気の職業となっています。
なので求人があると、比較的多く人は集まりやすいです。
そのような場所は医療事務で人手不足とは言えないでしょう。
ですが、場所によっては人手不足であり、回っていないというところもあります。
その理由についても詳しく解説していきます。
医療事務が人手不足の理由を紹介
医療事務が人手不足の理由ですが、以下のことが挙げられます。
労働環境が悪い

医療事務ですが職場にもよりますが労働環境が悪いということもあります。
一言で医療事務と言ってもさまざまな仕事があります。
一般的に思いつくのは受付会計のスタッフですが、医療機関での総務や経理なども、広義で言えば医療事務になります。
職場によってはそれらが細分化されておらず一人当たりでの業務負担が大きいということもよくあります。
また、ワークライフバランスが悪いことで職場間の人間関係が悪くなり、それがストレスになるということもあります。
給料が低い

医療事務は決して給料が高いわけではありません。
職種にもよりますが医療事務の平均年収は300万円前後であり、日本人の平均年収の430万よりも下回ります。
それでいて職場によっては業務負担も大きくなるので、割りに合わないと感じる人もいるでしょう。
女性が多い

医療事務は比較的女性が多い職場となっています。
その場合、結婚や出産、そして子育てなどで離職をしやすくなっています。
その結果、慢性的に医療事務が人手不足になってしまうことはあります。
感染症の影響

コロナ禍は医療機関で大きな影響がありました。
医療事務の場合には受付対応をする必要があり、コロナ疑いがある人でも接触して対応する必要があります。
その他にもどうしても感染症の類の影響を受けやすい職種であり、それが負担で離職をするという人もいます。
このように医療事務ではいくつかの理由から人手不足になりやすいです。
ただそれでもしっかりと医療機関の体制を整えて、職員のフォローをしている職場は離職率が低く人手不足とは無縁です。
人手不足で常に求人が出ているような職場は、そのフォローがされていない結果と言えるでしょう。
もし不安な場合には面接等で職場環境について詳しく聞くようにしましょう。
そこで不安があったり、はぐらかすようなことがあれば、職場の体制が十分ではなく、自分も結局辞める可能性があります。
その場合は自分ではなく、職場が悪いと割り切って、次の職場を探すようにしましょうね。
医療事務にはこんな人が向いています

医療事務ですが人手不足の前にそもそも向いてる向いていないがあります。
向いていない場合、どっちみち長続きはしないですから医療事務の仕事は避けたほうが良いかもしれません。
医療事務には以下のような人が向いています。
気配りができる人

まず大切なのが気配りができるかです。
医療機関には体が弱っている人や体が不自由な人が多く来ます。
そのような人に対してはマニュアルというより、その人にあった対応をする必要があります。
相手の気持ちに立って、気配りをし、思いやりのある対応が求められます。
そのような気配りができることが何よりも大切になります。
コミュニケーション能力がある人

事務職の場合、コミュニケーション能力はいらないと思うかもしれません。
しかし医療事務の場合、必要になります。
医療事務は患者さんとの対応はもちろんのこと、医師や看護師、その他医療従事者への問い合わせや対応もよく行います。
その際に円滑なコミュニケーションを取ることが大事ですので、コミュニケーション能力は必要です。
パソコンスキルがある人

医療事務のほとんどはパソコンを使って業務を行います。
特にレセプト請求と呼ばれる、保険者に対して正規の保険料を求める業務は、パソコンで細かな医療明細を記入する必要があります。
医療事務のパソコンスキルですが、詳しく使いこなせる必要はありません。
ただ、タイピングや最低限のエクセルなどはできないと流石に仕事になりません。
それらができる、またできなくても習得しようというやる気があることが必要になります。
医療事務は人手不足だと聞いたけど本当?それはなぜ?のまとめ
医療事務が人手不足なのは職場によります。
医療事務が人手不足になる理由はいくつかありますが、それらが医療機関でのフォローが足りていないことも多いです。
それらが不安な場合には、面接でしっかり聞いてみるようにしましょう。
医療事務には向いている向いていないがあります。
これらのことをしっかり理解した上で、医療事務を目指してみるようにしてくださいね。